アフガン北部で取材中拉致か=日本人フリー記者(時事通信)

 アフガニスタンで消息を絶ったフリージャーナリスト常岡浩介さん(40)は、同国北部で取材中に何者かに拉致された可能性のあることが2日、常岡さんの知人の話で分かった。
 アフガンで常岡さんと先月末まで一緒にいたフリーカメラマンの久保田弘信さんによると、常岡さんは、タリバン政権時代の元幹部の取材を進めていたという。常岡さんは、アフガン人のガイドを伴って取材していた。
 久保田さんは1日、このガイドからアフガン人の別の知人を通じ、「常岡さんが拉致された。わたしたちに任せてほしい」というメールを受け取った。詳しい状況には触れていなかったが、メールの内容を日本政府に伝えたという。
 久保田さんは先月末、カブールで常岡さんと別れた。常岡さんはこの後、同国北部のタリバン支配地域へ取材に向かい、その際に拉致された可能性があるという。 

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飲酒運転 都内の「死亡事故ゼロ」83日 厳罰化の効果か(毎日新聞)

 東京都内では今年に入ってから、飲酒運転による交通死亡事故ゼロが続いている。年初からの「死亡ゼロ」記録は、過去10年では03年の70日間が最長だが、今年は既に83日間(24日現在)で、警視庁は記録更新に努力を続ける。ただ、春先は送別会や花見などで酒席が増えるシーズン。警視庁は25日から1週間のキャンペーンで飲酒運転の集中取り締まりを実施する。

 警視庁によると、24日現在の交通事故死者数は前年同期比3人増の44人だが、飲酒運転による死亡事故は同4人減でゼロ。警視庁交通部は「世論の厳しい目や飲酒運転の厳罰化の効果」とみている。

 3月は飲酒運転による事故が最も多い月だ。05〜09年の月別平均は3月が69件で、7月の59件、1月の53件、12月の50件を大きく引き離している。

 飲酒運転を巡っては、02年施行の改正道交法で酒気帯び運転の罰則が強化され、07年からは飲酒運転のドライバーに車両や酒類を提供する行為なども処罰されるようになった。飲酒しない人を決めてから外食する「ハンドルキーパー運動」も始まっており、警視庁交通部は「飲酒の際は公共交通機関を利用するか、ハンドルキーパーを決めてほしい」と呼びかけている。【町田徳丈】

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鳩山首相、敵地攻撃「違憲でない」=参院予算委で集中審議(時事通信)

 参院予算委員会は23日午後、鳩山由紀夫首相と関係閣僚が出席して外交と安全保障をテーマに集中審議を行った。首相は、敵基地攻撃能力に関し「能力を持つことすべてが憲法違反ではない。1956年の鳩山(一郎)内閣の見解が今日まで生きている」と述べ、敵地攻撃を条件付きで憲法上可能としたこれまでの政府統一見解を踏襲する考えを示した。自民党の川口順子元外相への答弁。
 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題に関し、自民党の山本一太氏は「県外になる可能性はあるか」とただした。これに対し、首相は「すべてをゼロベースで検討している最中だから、イエスと申し上げる」と語った。
 同党の佐藤正久氏は「普天間が残ることはないと約束してほしい」と求めたが、首相は「一朝有事が起きたときに、普天間がなくても事が済むのかといった議論も含めてゼロベースで議論をしている」と述べるにとどめた。 

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<横浜化学工場爆発>元工場長ら不起訴 従業員2人死傷(毎日新聞)

 化学メーカー「関東高圧化学」(横浜市金沢区、日本カーリットに吸収合併)の横浜工場で08年4月、従業員2人が死傷した爆発事故で、業務上過失致死傷容疑などで書類送検された当時の工場長(59)ら2人について、横浜地検は25日、容疑不十分で不起訴とした。事故を予見できる可能性はなかったと判断した模様だ。【吉住遊】

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<東レ科学技術賞>新庄輝也、岡田典弘の両氏を選出(毎日新聞)

 東レ科学振興会は第50回東レ科学技術賞に、「金属人工格子」の研究で世界をリードした京大名誉教授の新庄輝也氏と、分子進化の分野で生物が種を形成するメカニズムを解明した功績のある東工大院生命理工学研究科教授の岡田典弘氏を選んだ。また、若手研究者に資金援助する「第50回東レ科学技術研究助成」の対象には東大物性研究所准教授の中辻知氏ら10人を選出。17日に東京都内で贈呈式を行った。

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<君が代裁判>1審判決を取り消し、訴えを却下 東京高裁(毎日新聞)

 入学式や卒業式で起立して君が代を斉唱するよう求めた神奈川県教委の通知は、思想・良心の自由を侵害し違憲として、県立学校の教職員132人が従う義務のないことの確認を求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁は17日、請求を棄却した1審判決を取り消し、訴えを却下した。藤村啓裁判長は「通知は指導であって、義務を生じさせる命令に当たらず、訴え自体に理由がない」と述べた。

 通知は04年11月、県教育長名で各校長に出された。原告側は「従わないと懲戒処分の恐れがある」と主張したが、高裁は「懲戒処分の例はなく、具体的な紛争は生じていない」と指摘した。1審・横浜地裁は「通知は命令」と認定していた。【伊藤一郎】

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【月と太陽の物語】富士山 「日本一」光と角度で堪能(産経新聞)

 平野に孤立し、広大な裾野から天を衝く頂まで、優雅なカーブを空に浮かび上がらせる。なぜ「日本一の山」なのか、ひと目見れば理解できる。

 富士山が大好きだという人は多い。富士山だけを、さまざまな角度から撮り続けているカメラマンもまた多い。

 試しに、富士山を撮影してみる。すると、一定の場所にカメラマンが集まっていることに気付く。一様に腕時計を気にしている。

 富士山を美しく撮ることができる場所は、ロケーションだけでは決まらない。夕日、朝日、月の出など、光の具合も重要要素だ。このファクターはわずかな時間で変化する。で、カメラマンは数秒ごとに時計をのぞくことになる。

 富士山撮影のなかでも有名なのは、「ダイヤモンド富士」だ。富士山の頂上と太陽が重なり、さながらダイヤモンドの輝きのように見える光景を指す。

 山中湖(山梨県山中湖村)を見下ろすロケーションで富士山撮影にも人気のあるパノラマ台。ここでは「ダイヤモンド富士」に出合える日が年に数日間だけある。その日、その時間に、雨や曇りなら、また1年間待たねばならない。今回、大切な瞬間は、快晴に恵まれた。

 太陽が頂上に差し掛かり、山中湖に向かって富士山の影が伸びる。頂上がきらりとひかり、約3分間の「ダイヤモンド富士」を堪能できた。夕焼けに染まる富士、富士の夜景、月明かりの富士山を、心ゆくまで楽しむ。

 静岡県御殿場市の夜景と富士山と月を狙いに移動するが、頂上と重なる時間は雲に阻まれてしまった。翌朝、再び、パノラマ台で富士山を朝日が赤く染める「紅富士」に出合えた。

 別の日に、東京湾を挟んで千葉県から富士山と夕日を狙う。春がすみの空では富士山の姿が分からない。しかし、夕日が頂上に近づくと、シルエットになった富士山の頂上部分が見分けられるようになった。強風で頂上に吹き飛ぶ雲が見える。あっという間に「ダイヤモンド富士」の時間が終わった。

 太陽が裾野を転がるように撮影したり、湖面に映る富士山もダイヤモンド富士となる「ダブルダイヤ」や、月と富士山の頂上が重なる「パール富士」など、撮影者の挑戦魂をくすぐってやまない撮り方がある。

 だから富士は、日本一の山なのである。(写真報道局 山田哲司)

                   ◇

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<民主党>子ども貧困解決に向け議員の会(毎日新聞)

 民主党の国会議員有志が15日、子どもの貧困問題の解決に向けた新たな法律制定を視野に「議員の会」を発足させる。親から子どもの貧困の連鎖を断ち切るための基本法制定を求める団体から意見聴取するなどし、早ければ今国会中にも法案をまとめる。

 「子どもの貧困問題を考える民主党議員の会」(仮称)で、西岡武夫参院議員や藤村修衆院議員ら11人が発起人に名を連ねている。

 規約案では子どもの貧困解消を会設立の目的に掲げており、「問題解決に資する法律案作成を目指す」と明記。平等な教育機会の保障や貧困の連鎖の解消を、速やかに解決すべき重要案件と位置付ける。【坂口雄亮】

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